家庭内離婚、家庭内別居とは？

おすすめランキングはこちら

家庭内離婚、家庭内別居の状態でも離婚をすることはできるのでしょうか？
ここでは家庭内離婚についてまとめてみましょう。

家庭内離婚とは？！

家庭内離婚は家庭内別居とも言われており、心が離れていて夫婦としての生活はすでに破綻しているのに、一緒に暮らしていることを言います。
一つ屋根の下で暮らしているものの、他人のように生活している状態を家庭内別居、家庭内離婚といいます。
また、心は離れ切っているのに、他人のようにふるまうことができず、何食わぬ顔を装って同居している夫婦も多いです。

家庭内離婚から離婚に至るケースは多い

とっくに心が離れていて、夫婦としての生活が成り立っていないのに一緒に暮らしている状態の家庭内離婚は、離婚に踏み切れていない状態です。
多くの離婚は、この家庭内離婚の状態を経てから、実際に離婚届を提出することになるでしょう。

離婚を決断するまでに長い時間がかかってしまう夫婦が多いです。
また子供のため、経済的事情のためなどすぐに離婚に踏み切れないケースも多く、家庭内離婚中に職探しをしたり、資格を取得したりする人も多いです。
子供が独立したことをきっかけに家庭内離婚をやめて離婚に踏み切る夫婦もいるでしょう。

夫婦には同居の義務がある

あ
離婚に片方が応じない場合は、裁判になるケースが多いですが、一方的な同居の解除は同居義務違反として不利な材料になってしまうことがあります。
そのため、 別居ではなく、家庭内離婚、家庭内別居を選択する人が多いのです。

DVなどで相手の同意を得ずに離れなければいけないケースもありますが、１人の判断で決めるのではなく、親族や相談所などからアドバイスを受けることをおすすめします。
もしも別居をしてから、離婚裁判になった場合、家を出ていかなければいけない理由があったことを、裁判官にしっかりとアピールする必要があります。