離婚を考えたときにまず読む本おすすめ5選

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前向き離婚の教科書とは

離婚を迷った時に読みたい本はいくつかありますが、その中で是非、読んでいただきたいのが『前向き離婚の教科書』です。
『前向き離婚の教科書』は離婚の手続きを進めるために必要な法律について、書かれています。

自分自身よりもパートナー側に非がある場合でも、法律の知識が足りていないばっかりに、不利な条件での離婚になってしまうことは実際に多く発生しています。
普段は法律を深く調べることのない一般の人は専門の法律書を読もうと思っても意味がなかなか理解できません。

呼んでもわからないからと離婚を諦めてしまったり、理不尽な条件で離婚を受け入れてしまう方もおられるでしょう。
しかし、この『前向き離婚の教科書』は法律の専門用語で細かく書かれた専門書とはだいぶ違い素人でも分かりやすく解説がされています。

この本を離婚を考えている方におススメする理由について次項で紹介致します。

前向き離婚の教科書おススメの理由

まず一つ目はテーマごとに見開きの2ページで解説している点です。
専門書では小さな文字でびっしりと項目ごとに説明が書かれていますが、法律の基本的な知識を持っていない人には正直全く理解が出来ません。

この本では全てを細かく記載するのではなく、必要なポイントを絞って簡潔に解説をしています。
ざっくりとした感じで書かれていることで、抵抗なく読み進めることができます。

二つ目は解説部分を漫画にしてくれているので、どのように進めていったらよいのかがとても分かりやすくなっています。
ざっくりとした感じといっても離婚を本気で検討し、離婚届を提出するまでの一連の流れはほぼこの本に掲載されています。

今は考えていないけど、万が一に備えて離婚に関する法律を学びたい人にもおススメです。
離婚の手続きを進める前にこの本を読んで損しない離婚ができるようにしましょう。

こじらせない離婚とは

離婚をしたい時に読む本、離婚をスムーズにする為のノウハウなど離婚に関する知識本、実用書は書店に行くとたくさん並んでいます。
どれもタイトルや目次を呼んでみるとそれらしい感じですが、いざ読んでみると、専門用語が多かったり、判で押したようなマニュアルが書かれていたりするものも多くあります。

全てがマニュアル通りで片付くなら苦労はしない、ものづくりでも100％ロボット稼働は夢の話と言われているのに、夫婦間の感情が入り混じった離婚がマニュアル通りで解決するとは到底思えません。
しかい、これから紹介する『こじらせない離婚』は単に離婚に関する法律や常識を解説するマニュアル本的ではなく、実際にどういう行動をするべきか、どういう考え方にするべきかという実用的な部分にも言及しています。

例をあげると離婚をこじらせないポイントの項では離婚理由を相手が○○だからではなく自分が○○したいからと言う風に考えることと書かれています。
これは相手側の悪い点ばかり並べて離婚を勧めるよりも、自分が離婚することでこうなりたいという風に考えた方が感情的にならずに前向きに離婚を捉えられます。

最もユニークと感じたのは離婚したら、相手も幸せになったいると嘘でもいいから考えるというところです。
こういう考え方にすることでお互いの幸せの為、の離婚で悪いことではないという思いになれるようです。

こじらせない離婚おススメしたい理由

離婚と機に読みたい本としてベストセラーになっている『こじらせない離婚』をおススメしたい理由には離婚に関する法律の専門家である弁護士が著者でありながら法律に偏った内容になっていないところです。
人の話を聞いて解決法を探していくのコラム欄では次のようなことが書かれています。

弁護士として解決法を探していく時には基本的にコンサルティングを主として対応をします。
コンサルティングは離婚を相談に来られた方の課題を分析し、課題解決の戦略を立てアドバイスすること。

これが一般的ですが、この本の著者はコンサルティングの前にカウンセリング・コーチングに力を入れることが離婚を円満に進めるためには必要だと書かれています。
法律的なアドバイスをするよりも、まずは離婚をしたい本当の理由、離婚後どのようにしたいのかがはっきりさせることが重要です。

離婚に至るまでの経緯をしっかり把握することで法律に関するアドバイスも自然と耳に入るようになるという訳ですね。
過去へのこだわりを捨てて、前向きに新しいスタートを切るこじらせない離婚の為にぜひ、お読みください。

女性のための損をしない離婚の本とは

離婚を考えた時、離婚の手続きを進めている時、今後離婚した時の為、離婚に関する書籍を読むきっかけは人それぞれです。
離婚関連の書籍を読む人が共通して思うのは離婚手続きの方法と法律を知りたい為というところです。

一般的な離婚に関する本は法律の専門家の意見を中心に編集されていて、素人にはわかりにくいものが多くあります。
ここで紹介する『女性のための損をしない離婚の本』は離婚に関する法律も紹介しながら離婚を考え始めてから、最終的に離婚に至るまでの事象と問題点について詳しく書いてあります。

またタイトルにあるように女性側からの視点で離婚を考えている女性がスムーズに進めていけるような手順を教えてくれています。
一般的に男性より女性側が不利になることも多い離婚協議で女性が損をしない為の心得を教えてくれます。

女性のための損をしない離婚の本おススメのポイント

この『女性のための損をしない離婚の本』は当初は『女性の為の離婚講座』という名前で発売されていた本で最新のデータを追加・修正して再編集された本です。
長く読まれてきたのは、素人にもわかりやすい進め方にあります。

各章ごとに行動することとその問題点を銃を追って解説しますが、それぞれに夏子という女性を主人公にした物語が描かれています。
この物語によって離婚に関する法律がわかりやすく解説され、素人が興味を持てるような工夫がされています。

まずは物語で気軽にさらっと離婚について考え、改めて純を追って内容を読み返していくと離婚についての知識が高まっています。
例えば別居に関しては別居の問題点、別居はどのように始めるか、別居中の心得、別居中に協議離婚を言い出す方法など項目別に丁寧な解説がされています。

離婚をお考えの女性は一読をおススメ致します。

子連れ離婚を考えたときに読む本とは

『子連れ離婚を考えたときに読む本』という書籍が離婚に悩む女性から注目が集まっています。
子供のいない夫婦が離婚する時にはお互いのことだけを考えれば良いですが、子供がいる家庭での離婚は子供の親権、養育費など問題点をクリアにしなければなりません。

法律的な事、お金のことも、もちろん大切ですが何より、子供の心の問題が離婚において最も重要です。
子供が成人を迎えている家庭、思春期の多感な時期の家庭、物心付く前の幼い子供がいる家庭、それぞれで子供に対するケアは違ってきます。

昭和の頃に比べると離婚をする夫婦の率は高くなり、離婚自体は昔に比べると珍しい物ではなくなりました。
が、その分離婚によって少なからず影響を受ける子供が増えているのも事実です。

この本は子連れで離婚する方にぜひ読んでいただきたい本です。

子連れ離婚を考えたときに読む本のおススメ理由

この本の前半は離婚に関する法律・進め方の基本を順を追って解説しています。
この前半部分に関しては他の離婚関連の書籍と大きな違いはありません。

この部分だけを読んだ人はおススメの理由があまりピンとこないかもしれません。
この本の重要な部分は後半に集約されています。

実際に離婚を体験しシングルマザーになった方たちの実体験に基づいたアドバイスが満載されています。
離婚でつらい思いをするのは子供と皆さん分かっていますが、いざ離婚となった時はそのことで精いっぱいになり子供にとって辛い時期が続くこともあります。

もちろんネガティブな事ばかりではなく、離婚したことでプラスになった経験も書かれています。
離婚後の生活での苦労や学費のことなど、実際に経験した方のお話は今後離婚を考えている方にとってはとても参考になります。

この本を読むことで子供の気持ちに寄り添いながら離婚を進める方法を学んでいきましょう。

熟年離婚 迷ったらまっ先に読む本とは

書店に行くと離婚に関する書籍の多さにはちょっと驚いてしまいます。
特に近年は熟年離婚を考えている方が多く熟年離婚を主とした書籍も数多く並んでいます。

その中で熟年離婚をお考えの方にぜひ、読んでいただきたいのが『熟年離婚 迷ったらまっ先に読む本』です。
こちらの本は刊行が2006年で発売から13年が経過していますが、その分かりやすい編集から長く読まれています。

熟年離婚でよくあるパターンは旦那さんが仕事人間で家庭を顧みず、子供が成人をしたタイミングや、定年を迎えたタイミングで離婚を切り出す形です。
旦那さん側は自分は何も悪いことをしていないのに何で・・といった感じで離婚に応じないことも多く、熟年離婚では協議が長引き決裂してしまうことも珍しくありません。

この『熟年離婚 迷ったらまっ先に読む本』では熟年離婚を迷っている方に適切なアドバイスを送ってくれます。

熟年離婚 迷ったらまっ先に読む本がおススメなのは

この本では熟年離婚に至るまでの原因や経緯についても紹介されています。
結婚生活の中で一人の人間として尊重しあうことができなかった夫婦が定年退職後にお互いの生活を尊重することなど出来ないという実際に離婚された女性からの言葉には考えさせられるご夫婦も多いことでしょう。

特に仕事中心の生活を送ってきた旦那さんは自分が奥さんに対して人として尊重してきたかどうかを振り返るとドキッとさせられるかもしれません。
内容的には重くなる実体験もありますが、法律的な離婚の進め方を適切にアドバイスしていてとても分かりやすい構成になっています。

著者が弁護士さんで数々の離婚の案件を取り扱ってきた経験を活かした解説が◎です。
離婚をする方のデリケートな精神状態に寄り添ってくれる優しい内容もおススメの理由です。