付郵便送達･公示送達現地調査について

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探偵の仕事について

テレビのドラマや映画、小説などでは探偵は事件を解決したり警察と協力して捜査に加わったりするイメージがあるようですが現実の探偵の人はどんな仕事をしているのでしょうか。
法律を冷静に考えてみると警察官ではない民間人の探偵が事件を解決することは恐らく困難で、捜査に協力をするといっても核心に触れることは難しいように思います。

日本国内にも探偵事務所はいくつもあって日々探偵としての仕事を行っています。
探偵の主な仕事は依頼者となる個人・法人からの依頼を受けて調査をしたり警戒業務を担うことが主な仕事になります。

テレビや映画の探偵と違って実際にはかなり地味な仕事を積み重ねることが主で長期間の地道な調査をすることでほぼ一日が終わります。
基本的に一番多いのが男女関係の調査でそのほとんどは浮気調査などになります。

離婚が近い夫婦が離婚時に有利な条件になるように相手の調査を依頼するなどは最近のドラマにもよくあるシーンですね。

付郵便送達･公示送達現地調査について

探偵は依頼人から受ける仕事で報酬を受け取る仕事ですがその大半は調査の業務に費やされます。
探偵の仕事としては民事訴訟に関わることに関する業務も存在しています。

民事訴訟関連の業務を行う場合に知っておく必要のあるのが付郵便送達･公示送達についてです。
付郵便送達とは裁判で被告となる当事者がその住所地に居住していることが間違いないのにも関わらず、不在という理由付けをして訴状の受け取りを拒否しているような状態の時に書留郵便に付随し普通郵便を発送し当事者に送達されたとみなす制度です。

もうひとつの公示送達は民事訴訟法に記載されている名宛人の住居所が不明な場合などの理由で書類の送達が不可能な場合に送達の必要性のある書類をいつでも交付するということを裁判所の掲示板へ掲示することの目的効果を認める方法のことです。
この二つの証明のために探偵は付郵便送達･公示送達現地調査というものを行っています。

調査のおもな内容としては不動産の状況・表札の有無・郵便物の状態・電気、ガスの使用状況・近隣への聞き込みなど多岐にわたります。
これらを地道に調査することも探偵の重要な業務となっています。